4階郷土コーナー 壁面展示「津田応助の書」

 小牧の郷土史家・津田応助(象山)は、熱心に書道にも取り組みました。象山文庫には、自ら揮毫(きごう)した作品、依頼されて書いた記念碑の原稿とその拓本、書道の手本(法帖)等が収められています。  
 また、応助が開いた私塾「象山義塾」では習字の時間があり、頼山陽の書を好んだとの門下生の証言があります。(『津田応助と象山文庫』p28)
応助の字は読みやすく、おおらかな雰囲気があり、石碑には適した文字のように思われます。今回の展示ではその一部と、中国の柳公権(りゅうこうけん)という書家の文字をなぞって「かご字」にして、運筆の練習をした本も展示しています。

■展示期間:2023年3月28日(火曜日)~9月24日(日曜日)

 

4階壁面ガラス展示の様子