4階壁面・蔵出し展示「孤島の絵師・写楽 鮮烈の一人絵編」
「蔵出し展示」とは、一般公開していない図書館所蔵の貴重資料をご紹介する特別展示です。今回は、東洲斎写楽の復刻作品を2回に分けて展示いたします。
東洲斎写楽は、寛政六年(1794年)に突如現れ、その後10か月間で140余点の浮世絵を制作したあと一切の消息を絶ってしまう謎の多い絵師です。国内よりも海外での評価のほうが早かったため作品の多くが海外へ流出し、日本でその作品を見る機会はあまり多くありません。
今回の展示では、原画をもとに忠実に復元を試みた貴重な復刻浮世絵集から、写楽の代表作ともいえる、一人の役者を大きく描いた大首絵(役者の半身像)を中心をご紹介します。
写楽や浮世絵に関する関連図書とともにお楽しみ下さい。
■展示期間:2024年3月26日(火曜日)~2024年6月23日(日曜日)